Meldotia東京 JST
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事業構想

メトロロジクス.

不在でも、初回で届く。

配送会社認証と集合住宅アクセスを接続し、再配達を構造的に減らす都市配送インフラ構想。

セクター
物流システム
ステータス
コンセプト段階
拠点
Tokyo, JP
整理番号
№ 01 / 03
1.0ミッション

再配達ゼロ
排出ゼロ

日本の オートロック 建物では、居住者不在時に配達完了が難しくなります。MetroLogixは 配送会社の認証結果物流データ建物アクセス を単一プロトコルで統合し、不在時でも初回配達成功率の向上を目指します。

再配達

大幅削減

初回配達成功率を向上

ドライバー時間

最適化

無駄な再訪・待機を削減

CO₂排出

削減

都市脱炭素に貢献

セキュリティ

認証済み

生体情報を外部DB化しない

Fig. 01 — 主要指標

2.0現実 • 2024年問題

ある配達員の崩れる一日

配達失敗は、時間・燃料・心理負担の連鎖です。現場で繰り返される典型例を示します。

日本の物流危機: 2030年に約28万人不足
0114:23

入館不可

入館コードなし。インターホン応答なし。建物に入れない。

0214:41

階数違い

住所情報が曖昧。12Fか12Aか判断不能。

0315:02

不在

受取人不在。安全な置き配場所なし。

0415:18

営業所へ戻る

荷物は持ち戻り。翌日また同じ工程。

時間

1日あたりの稼働損失

距離

失敗配送で増える走行距離

疲弊

人材定着率の低下リスク

このままでは続かない。

3.0根本課題

オートロック問題の本質

日本の都市部は高セキュリティなオートロック物件が主流です。従来配送が機能しにくい理由を整理します。

従来型建物

アクセス可能

オープンロビー・メール室・置き場所などで対応可能。

1

配達員がロビーへ入館

2

玄関前またはメール室へ配達

3

配達完了

初回配達成功が可能
オートロック建物

アクセス拒否

居住者応答がないと来訪者は入館できません。

1

配達員がオートロック前に到着

インターホン呼び出しに応答なし

入館不可のため再配達へ

再配達が発生

「これは利便性の問題ではなく、アクセス制御の構造課題です。」

都市部ではオートロック物件が主流です。建物アクセスを解かない限り、再配達は構造的に発生します。

3.1既存策の限界

既存のアクセス技術が埋めきれない隙間

01

インターホン頼み

課題

不在時のインターホン応答は既定の失敗モードです。オートロック物件はすべてこの手順を強制し、応答がなければ再配達が確定します。

Meldotiaのアプローチ

署名付きキャリア認証情報と時間制限付きの動的QRが、建物のAPIを直接認可します。住民の応答に依存しません。

02

生体データベース

課題

ドライバーの顔や指紋データを集中管理して本人確認する方式は、法務・労務・信頼のいずれの面でも重い負債になります。

Meldotiaのアプローチ

本人確認情報はキャリア側の端末内に留まります。MetroLogixが受け取るのは署名済みの認証結果のみで、生体データそのものは扱いません。

03

改修コスト

課題

既存物件では稼働中の鍵設備を撤去する正当性を示しにくく、多くのアクセス技術の提案は導入見積もりの段階で止まります。

Meldotiaのアプローチ

新築物件を最初のターゲットとし、ハードウェアベンダーと補助付きシステムで提携することで、改修コストを待たずに導入を進めます。

4.0プロトコル

3層連携プロトコル

「誰が」「どこへ」「どこまで入れるか」を短時間で照合し、配送完了までの導線を統合制御します。

コンセプト設計
01

認証

配送会社側の認証結果を受け取り、MetroLogixは生体情報を保持しない。

認証結果のみ
02

データ

暗号化QRで時間・場所・許可条件を限定。

動的トークン
03

アクセス

建物API連携で解錠とエレベーター制御を実行。

物理制御
4.1運用イメージ

1回で届ける配送フロー

到着から配達完了までを短時間で連結。現場導線をどう変えるかを可視化します。

到着

0:00

建物エントランスに到着

読取

0:05

荷物QRを端末で読取

認証

0:08

配送会社の認証結果を確認

入館

0:12

オートロックを一時解錠

移動

0:15

許可フロアへエレベーター誘導

完了

1:30

安全に受け渡し完了

合計時間: 約90秒
成功率: 高水準を目標

Fig. 02 — 初回配達シーケンス

5.0市場機会

再配達損失の規模

再配達由来の損失は、改善余地の大きい構造課題です。

¥億円規模

国内再配達関連コスト(試算)

TAM

総市場(TAM)

国内物流市場全体

SAM

提供可能市場(SAM)

ラストワンマイル領域

SOM

獲得可能市場(SOM)

高密度都市物件セグメント

年間宅配個数

国内推計

再配達率

業界推計

初回失敗件数

年間推計

CO₂影響量

参考値

「再配達損失の一部を改善するだけでも、 大きな年間価値が生まれる可能性があります。」

市場規模は試算値 • 要検証

Fig. 03 — 市場規模、試算

6.0連携エコシステム

接続前提の設計

物流・不動産・設備システムの接続を前提に設計しています。

想定連携先(実際の提携関係を示すものではありません)
物流事業者

YAMATO

ヤマト運輸

SAGAWA

佐川急便

JAPAN POST

日本郵便

SEINO

西濃運輸

不動産デベロッパー

MITSUI FUDOSAN

三井不動産

MITSUBISHI ESTATE

三菱地所

SUMITOMO REALTY

住友不動産

TOKYU LAND

東急不動産

技術・アクセス制御

ASSA ABLOY

Smart Locks

HITACHI

Elevator Systems

NEC

認証基盤

FUJITSU

クラウド基盤

OMRON

アクセス制御

6.1導入シナリオ

民間営業ではなく、官民実証から始める

配送会社・管理会社・設備会社を個別に説得するのではなく、東京都や国の物流改善文脈に接続し、会議体と実証補助で導入ハードルを下げます。

Strategic Partner

配送会社を先に巻き込む

初期の配送会社は課金先ではなく、認証主体・利用保証者・実証パートナーとして位置づけます。

Lower Adoption Risk

建物側の不安を下げる

配送会社対応済みであれば、管理会社やデベロッパーは「使われる設備」として判断できます。

Public Convening

行政が会議体を作る

東京都・国交省などの実証枠により、大手配送・不動産・IT各社を同じテーブルに乗せます。

Certified Infrastructure

標準仕様へ進める

実証後は導入補助、認定制度、スマートロック連携仕様へ拡張します。

7.0システム視点

ステークホルダー設計

全参加者に便益がある設計を目指します。

開発事業者

配送対応済み設備として差別化

管理会社

受取トラブルと問い合わせの削減

物流事業者

再配達コストと現場負荷の削減

設備ベンダー

認証連携モジュールの販売拡大

自治体

官民協議会と導入補助の政策効果

居住者

安定した受け取り体験

「配送会社の参加が、建物側の導入ハードルを下げる。」

8.0事業モデル

収益化の考え方

初期は配送会社から大きく課金せず、戦略パートナー化によって建物側の契約確度を上げます。

試案 • 要検証

建物SaaS

初期収益

管理会社向け導入費・月額利用料

実証費

官民連携

行政実証・補助金対象システム

API

中期収益

導入棟数拡大後の配送会社API利用料

認定/提携

標準化後

設備ベンダー連携・認定仕様利用料

初期の役割分担

01
配送会社
  • 認証主体
  • 業務端末連携
  • 実証利用データ
02
建物側
  • 初期導入費
  • 月額SaaS
  • 館内設備連携
03
行政/自治体
  • 会議体形成
  • 実証補助
  • 標準化支援
04
MetroLogix
  • 認証プロトコル
  • 連携調整
  • 監査ログ/法令対応

収益化の順序

01
短期

配送会社1社と管理会社1社を軸に、導入費・月額SaaS・実証費で検証する。

02
中期

導入棟数と配送件数が増えた段階で、配送会社API利用料を設定する。

03
長期

スマートロック・インターホン・エレベーター連携の認定仕様として展開する。

9.0比較マトリクス

構造的優位性

再配達リスク

従来配送
ロッカー
MetroLogixほぼゼロ

容量制約

従来配送なし
ロッカーあり
MetroLogix拡張可能

セキュリティ

従来配送目視確認
ロッカー暗証コード
MetroLogix認証トークン + IoT

導入単位

従来配送不要
ロッカー拠点単位
MetroLogix建物単位*

* 導入費は建物条件で変動(新築は低く、既存改修は高くなる傾向)

10.0リスク評価

想定課題

実装時に直面する主要論点を、あらかじめ明確化します。

重大

導入調整の同時性問題

建物側は配送会社の利用保証を求め、配送会社は導入建物数を求める。

対応策

配送会社1社を先に戦略パートナー化し、官民実証の会議体に接続する。

プライバシー・データ懸念

配送員の顔・指紋などを外部DB化する設計は、法務・労務上の負担が大きい。

対応策

配送会社または端末側で本人確認し、MetroLogixは署名済み認証結果のみ扱う。

ハード依存性

スマートロックや館内設備との互換要件が、導入速度を左右する。

対応策

新築優先導入と設備ベンダー連携で初期障壁を下げる。

行政主導の遅さ

官民連携は信用を作る一方、会議体・実証・予算化に時間がかかる。

対応策

行政を待たず、民間の小規模PoCで効果データを先に作る。

市場実証不足

支払意思、再配達削減幅、管理負担削減幅は、現場データで裏付ける必要がある。

対応策

配送会社1社・管理会社1社・数棟で再配達率、配送時間、問い合わせ件数を測る。

「課題を可視化することが、実装への第一歩です。」

誠実な評価が信頼をつくる

11.0ロードマップ

導入戦略

小さな民間実証で効果を示し、東京都・国の物流政策文脈へ接続します。

現在ステータス

コンセプト段階

フェーズ 01

民間PoC

配送会社1社・管理会社1社・数棟で再配達削減効果を測定。

フェーズ 02

官民実証

東京都/国交省の物流改善文脈へ接続し、実証費と会議体を確保。

フェーズ 03

共同展開

配送大手、デベロッパー、認証IT、設備会社を巻き込む。

フェーズ 04

標準化/補助

導入補助、認定仕様、新築物件の設計標準へ展開。

03お問い合わせ

ともに、
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